2020年3月4日水曜日

新型コロナウィルス禍

花に嵐のたとえは、幸せが急な思いがけない災難で雲散する事を表しています。
今年の春は、想像だにしなかった新型コロナウィルス禍による社会活動停止で異常な事態を迎えています。
しかしながら時は春、秋の収穫に向けていつものように畑には種を蒔き、育てていかなければなりません。私達もまた、社会経済が停滞した今こそ、誠実に菩提の種を蒔き、豊かな心の実りを育てていくことを忘れてはなりません。
3月になり、春の彼岸が近づいてまいりました。私達の心の中に今年も菩提の種を蒔き、時には芽生えた雑草のような妄念を抜き、病害虫から身を守り、お念仏と共に心豊かな世界に近づかせていただきましょう。

手を洗い清め、口を清潔にして南無阿弥陀仏を申し、感謝して食し、早寝早起きをする。合掌