浄念寺は愛媛県宇和島市にある浄土宗の寺院です。 山門横には芝崎観音堂があります。江戸時代、当寺の前は海で芝崎の地と呼ばれていました。その芝崎の地に流れ着いた観音様を大切に供養し、その地名をとって芝崎観音と呼ばれ尊崇されています。 芝崎観音は千手観音菩薩です。御開帳は毎年7月17日で、芝崎観音夏祭りとして賑わっています。堂内には木彫りの33観音様、堂外には石彫の33観音様をおまつりし観音霊場として親しまれています。
2024年10月30日水曜日
お十夜会
10月26日、小雨の中、今年もお十夜会の法要が無事行われ、多くの方にお参りいただきました。
法要後には、熊本教区から来ていただいた大連寺の高坂上人のお話を拝聴し、「安心」「笑って生きる」ことの大切さのお話など、心に残るお話を頂戴いたしました。
どんな時もお念仏と共に、笑いながら生き抜いて参りましょう。合掌
2024年10月3日木曜日
お十夜法要
今年もお十夜が近づいて参りました。お十夜は正式には「十日十夜法要」と言い、文字通り十日間、昼夜に渡りお念仏を唱え続けるものです。その由来は浄土宗の拠り所とする『無量寿経』の「煩悩や誘惑の絶えない娑婆世界で十日十夜の間、善行を積むことは仏様の世界で千年にわたって善行を修めることよりも優れている。」との一説に基づいています。これは煩悩の存在する世界で日々を送る私たちだからこそ、善行をすることがさらに有難いということです。浄土宗ではお念仏をお唱えすることこそ、自身が往生するための最大の善行とされるため、十夜法要では参列者が声を合わせてお念仏をお唱えします。慌ただしい日常の中で自分の姿を振り返る機会はなかなかないかもしれません。十夜法要で、自他の往生を願ってお念仏をお唱えするとともに、自身の姿を振り返り浄い心を育むきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
浄念寺の十夜法要は、10月26日(土)、午後1時半より本堂にて行います。また法要後には、熊本教区大蓮寺の高坂真我上人のお話もございます。皆様どうぞお誘い合わせの上お参りくださいませ。 合掌
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