お盆が近づいてまいりました。
総本山知恩院 伊藤御門主猊下がお盆に際して、「私たちは自分一人で生きているのではありません。ほかの人の尊い支えによって生かされています。そして自分もまた他人の支えになっているのです。ともに奉仕をし合っている姿があります。支えるということが 自然と支えられているということを気付かせてくれます。ほかの人から恩を受けずには生きていくことはできません。この支えあいの精神を浄土宗では「共生(ともいき)」と言います。共に生きてゆく世界を願っているのです。この浄土宗の願いは まさにお念仏の精神から生まれているのです。お念仏の精神によって報恩と感謝の気持ちが自然と出てくるわけです。」と仰せられています。
檀信徒の皆様がお念仏によって より深く生きられることを願っております。 合掌